グミのイベント「Gummy Week(グミウィーク)2019」が8月29日、渋谷ロフト(渋谷区宇田川町)1階のイベントスペース「間坂ステージ」で始まった。主催はロフト。
果汁などをゼラチンで固めた菓子の「グミ」は、1920年にドイツで「ハリボー」が世界で初めて発売されたという。9月3日の「グミの日」に合わせて開催する同イベントは、グミのマーケットと体験イベントを組み合わせた新しい菓子イベントとして2017(平成29)年から開催。昨年は子ども連れの主婦や男子中学生、孫のために買いに来た年配の人など約4000人が来場したという。
会場にはグミ年表を展示するほか、オリジナルのチラシ「グミウィークジャーナル」を配布する。今年、同イベントの「大使」に就任した音楽ユニット「レ・ロマネスク」のTOBI(トビー)さんをグミ約5000粒でかたどったアート作品も並ぶ。イベントロゴを手掛けたクリエーター岡井一貴さんが制作した。
今年参加するのは、グミを販売する15社。来場者の人気投票で決定する「グミアワード」には、20種類がエントリー。2つの食感のグミが入る「Fit’sグミ(ゴツンとふにゃん)」、巨峰・赤ぶどう・マスカット3種類の味が入る「つぶグミ濃厚ぶどう」、リンゴ果汁を原料とした酢を配合する「フェトチーネグミ(ビネフルりんご酢味)」、ストロベリーチーズ味の「ジェリーベリー」など発売前の商品や、レ・ロマネスクのオリジナルグミもラインアップ。来場者は試食して「テイスティング部門」「デザイン部門」でそれぞれ投票できる。アワードの結果は9月9日に店頭で発表する。
期間中は、ぶどう味や梅味など味の食べ比べ、春日井製菓「つぶグミ」、三菱食品「ハリボー」など各シリーズ全種類の食べ比べ、カンロ「ジュレピュレ食材当て」などの試食イベントも予定する。
場内では約180種類のグミを販売する。「第3のグミ」と位置付けるゼラチンではなく餅や寒天由来の素材などを使うグミ食感の菓子や機能系グミなど幅広くそろえる。今年は、「サクランボ餅」など駄菓子系の菓子を「こどもグミ」として提案。イベント限定の「開運グミ」として、「サクランボ餅」に鍵や王冠などをプリントした「フォーチュングミ」(378円)を用意。レ・ロマネスクグミ(648円)もイベント限定で販売する。
開催時間は10時~21時。9月10日まで。