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渋谷ヒカリエで「旅」がテーマの物産展 47都道府県の酒、台湾フェアも

ネットショップ作成サービスを展開するBASEによる「きっと訪れたくなる日本のまだ見ぬ物産展」

ネットショップ作成サービスを展開するBASEによる「きっと訪れたくなる日本のまだ見ぬ物産展」

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 渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)8階クリエーティブスペース「8/(はち)」で8月20日、「SHIBUYA WANDERING CRAFT2019」が始まった。

47都道府県の酒を紹介する「d47 MUSEUM」

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 2014(平成26)年から毎年開催している同企画は、同フロアで展開するギャラリーやミュージアム、出店者らが毎年変わるテーマに沿った物産展を展開するもの。東京オリンピック・パラリンピックを来年に控える中、「世界から日本の注目度が高まるとともに、日本人も世界に向けた関心度が高まっているのでは。その中で、住んでいる土地以外にも興味を持ってもらえたら」(渋谷ヒカリエの運営担当の五十嵐友莉花さん)と、「旅」をテーマに掲げる。

 2015(平成27)年から参加しているネットショップ作成サービスを展開するBASEは、イベントスペース「COURT」で「きっと訪れたくなる」商品を集積。同社のサービスを利用する70万店から選んだ計36店(常時10店程度)が出店。出店者が常駐することで来場者とコミュニケーションが取れるようにする。

 ギャラリースペース「CUBE 1・2」では、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」が「MICHI no EKI(道の駅)」を展開。家系図代行作成サービス、「旅に出たくなる」バレエシューズや革靴、太宰治著「東京八景(苦難の或人(あるひと)に贈る)」モチーフにした天然素材のせっけん作りなど、現在サイトに掲載されている25のプロジェクトを紹介。物品の展示と共にプロジェクトページに飛べるQRコードも掲出。場内には、カカオに特化したお菓子ブランド「CROKKA(クロッカ)」など掲載が終了したプロジェクトも含め6社が日替わりでブース出店する。

 47都道府県をテーマにしたミュージアム「d47 MUSEUM」では「酒」を紹介。日本酒やクラフトビール、ワイン、どぶろく、ウイスキー、果実酒など各都道府県1社の酒を展示・販売。平日には角打ちも展開(16時~19時)し、出品されている酒だけでなく、取り扱っていない種類も含め日替わりで3種類(1杯500円)提供する。

 メディアなどを手掛けるシンラが7月にオープンしたカルチャースペース「MADO(マド)」は、台湾フェアを展開。場内にはちょうちんを飾ったり、台湾式宴会「バンタク」を表現したりするほか、人形劇「布袋劇(プータイシー)」の舞台壁面に描かれるイラストをイメージした同フェアの相関図をデザインするなどしている。日本人クリエーター10組がそれぞれ解釈した「台湾」のプロダクトやアート作品の展示・販売やトークショー、台湾式中国語講座などを展開する。

 メンバー制ラウンジ「Creative Lounge MOV」内のショーケース「aiiima1」では、自転車に焦点を当てる。自転車を展示する場内では、自転車専門店「テンプラサイクル」、ヘルメットブランド「bern(バーン)」などの商品を販売。期間中、自転車で渋谷の街なかを走るライドイベントも予定する。

 開催時間は11時~20時(一部異なる)。入場無料。9月1日まで(コンテンツにより一部異なる、CUBEは26日休み)。

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