2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた渋谷区文化プログラム「MERRY SMILE SHIBUYA for 2020」が8月24日、国連大学(渋谷区神宮前5)広場・中庭で開催される。主催は渋谷区。企画・運営はNPO法人MERRY PROJECT(港区)。
「東京2020(文化・オリンピアード)」公認プログラムとして、2017(平成29)年から開催されている同イベント。年齢や性別、国籍、障がいの有無を問わず、多様な人たちが集まりパフォーマンスやワークショップ、展示などの参加型コンテンツを展開する。
メインステージでは、ダウン症の書家・金澤翔子さんのパフォーマンスや、車いすの女性3人組ユニット「BEYOND GIRLS」のライブ、子どもたちの笑顔をプリントした傘を開くMerry Projectのアートパフォーマンス、バケツにガムテープを貼って作る「ガムテープ太鼓」などを奏でるバンド「サルサガムテープ」のライブなどを展開。ピープルデザインを掲げるファッションブランド「tenbo」は、32カ国の子どもたちの笑顔をプリントした直径10メートルのドレスなどを披露するファッションショーを予定する。
場内には区内の大学・専門学校など10校がブースを出展し、「2020」「笑顔」をテーマにしたちょうちんの絵付け(国学院大)、ペットボトル風鈴づくり(実践女子大)、浴衣の無料貸し出しと着付け(津田塾大)、区内の観光案内(東海大)などを展開する。
このほか、渋谷区公認のパブリックデータ「シブヤフォント」を使ったパラスポーツ応援グッズの展示、国連が提唱する「SDGs(持続可能な開発目標)」を学べるブース、打ち水体験なども行う。
開催時間は13時~18時。入場無料。イベントは一部を除き手話通訳付きで進める。