ホワイトチョコレートのビーントゥバーブランド「ショコラティエ パレ ド オール ブラン」(港区南青山1)が10月初旬、青山一丁目駅近くにオープンする。経営はオヴァールリエゾン(大阪府吹田市)。
ショコラティエ三枝俊介さんが手掛ける新ブランドとなる同店。大阪の「ホテルプラザ」で初代製菓料理長を務めた安井寿一に師事した三枝さんは1991(平成3年)に独立。2004(平成16)年からショコラ専門店「ショコラティエ パレ ド オール」を、2014(平成26)年からビーントゥバーチョコレートショップ「アルチザン パレ ド オール」をそれぞれ展開している。
ビーントゥーバーチョコレートブランドの中でも、「自社でココアバターを搾ってホワイトチョコレートを作ることはほとんどない」(同社)というが、自家製のココアバターを使い「ホワイトチョコレートの新しい世界を表現したい」という三枝さんの思いから新ブランドを立ち上げる。「ブラン」はフランス語で「白」を意味する。
「アルチザン パレ ド オール」を改装して出店。店内に併設する工房は全面ガラス張りにし、カカオ豆からチョコレートを作るまでの工程やココアバターを搾る様子などを見られるようにする予定。
同店では、自家製のココアバターを使ったホワイトチョコレートをはじめ、ホワイトチョコレートをベースにしたスイーツやソフトクリーム、ホワイトチョコレートを作る過程でできる自家製ココアパウダーを使った生菓子・焼き菓子、ドリンクなどを提供する。