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原宿に一口アイス「ピノ」限定空間 しょうゆ・チーズなどとの組み合わせも

ポップな雰囲気の場内

ポップな雰囲気の場内

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 一口タイプのチョココーティングアイス「ピノ」の体験型空間「CRAZYpino STUDIO」が7月20日、原宿のイベントスペース「CASE B」(渋谷区神宮前6)に限定オープンする。主催は森永乳業(港区)。

ピノに組み合わせる食材を決めるスロット

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 同社が1976(昭和51)年に発売した同商品。口を開けた形から着想を得た円すい台のアイスクリームで、溶けて型崩れしないように全体をチョコレートでコーティング。商品名は、イタリア語で「松ぼっくり」を意味する「pino(ピノ)」から命名している。

 老若男女、幅広い世代から認知されている中、「徐々に食べなくなってきている」10代後半~20代前半への訴求を図り、2015(平成27)年からさまざまな食材を組み合わせる食べ方を提案するポップアップ企画を展開している。昨年までは組み合わせる食材を来店客自身が選べていたが、今年は「未知なるおいしさを見つける」ことをテーマにした仕掛けを企画した。

 場内壁面には大画面のスロットを用意し、来場客がスタートボタンを押すとスロットが回りピノに組み合わせる食材3種類がランダムで選ばれる。1回のスロットで3通りの組み合わせのピノを提供する。何が出るか分からない「ワクワク感やドキドキ感」「試したこと無い組み合わせでも食べてみる好奇心」を感じてほしいと、あえてランダムで決まるスロットを採用した。

 ピノに組み合わせる食材は、シュークリームやラムネ、あんこ、オレンジピールなどのスイーツ・フルーツ系だけでなく、おっとっと、ミニエンゼルパイなどの菓子、チーズ、エスプレッソやジュースなどのドリンク、しょうゆやバルサミコ酢などの調味料など幅広く60種用意。「自宅で試してほしい」との思いもあることから、コンビニやスーパーでも買える身近な物をベースに考えたという。

 「パリピなピノ」「これはもうピノなくてもいいんじゃないピノ」「チーズ地獄ピノ」「女子力に命をかけるピノ」など、ユニークなメニュー名は「若年層が使いそうな言葉」などから付けた。体験料は1回300円。

 店内は白を基調とした空間にピノの形をした照明などを装飾し、席数は22席を用意する。場内には、ユーチューバーやティックトッカーなど動画クリエーターを対象とした後期収録スタジオを併設。来場客はスタジオの外から収録の様子を見られるようにしている。

 営業時間は11時~20時。8月4日まで。

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