スペイン「ラ・リーガ」の名門サッカーチーム「FCバルセロナ(通称、バルサ)」の期間限定グッズショップが7月13日、原宿「Q's spot OMOHARA」(渋谷区神宮前6)にオープンする。
2017(平成29)年から同クラブとパートナー契約を結んでいる楽天(世田谷区)が、今月23日と27日に国内で開催するプレシーズンマッチ「楽天カップ」の開催を記念したもの。同カップではバルサを招き、イギリス「プレミアリーグ」の強豪チーム「チェルシーFC(以下、チェルシー)」と、アンドレス・イニエスタ選手やダビド・ビジャ選手などバルサでプレーしていた選手が所属するJリーグ「ヴィッセル神戸(以下、神戸)」との試合を行う。
限定店は、海外からの旅行客含め老若男女が来街する街である原宿に出店することで認知向上を図る。神戸にも限定展開する。
商品は約40種類。イニエスタ選手がバルサに所属していた2009年5月6日に、チェルシーとの一戦で終盤に決勝ゴールを挙げ喜んでいる姿の写真をプリントするTシャツや、現在の写真をプリントするTシャツ(以上、各4,860円)、イニエスタ選手の名前とバルサのロゴをデザインしたマフラータオル(2,160円)、バルサのリオネル・メッシ選手、ルイス・スアレス選手、セルヒオ・ブスケツ選手らバルサの5選手の背番号や写真をプリントするTシャツ(4,860円)、チームロゴのキーホルダー(432円)、タンブラー(1,728円~)など。
来季のユニホームデザインであるチェック柄をあしらったTシャル(4,860円)は、限定店では原宿のみで販売する。チームのオフィシャル商品であるレプリカジャージー(ジェラール・ピケ選手=1万4,256円、スアレス選手=1万4,796円、メッシ選手=1万5,2820円)も扱う。
オープンに先駆け12日には、サッカー漫画「キャプテン翼」の著者・高橋陽一さんと元サッカー日本代表の前園真聖(まさきよ)さんを迎えたオープングイベントを開催。バルサを「大好きなチーム」と話した高橋さんは、漫画の主人公・大空翼がバルサに所属している設定であることから「翼君のグッズも置いてくれたらよかった」と笑いを誘った。
イベントでは試合の結果予測も行い、神戸との一戦を、高橋さん=3対2、前園さん=4対3とそれぞれ予測。高橋さんは「ビシャ選手とイニエスタ選手に1点ずつ取ってほしい」と期待を込めた。シーズン前の試合であることから前園さんは「元バルサの選手がいるので、違う化学反応が起きるのでは。お互いゼロ(点)というのは望んでいないと思うので、より攻撃的に行くのでは」と分析する。
前園さんは「こんなマッチゲームが実現するとは持っていないので見逃しちゃいけない。世界レベルの試合を日本で見られる機会はそうない。グッズを買って、できれば着て観戦してもらえたら」と呼び掛けた。
営業時間は11時~20時(土曜・日曜・祝日は10時~)。今月28日まで。