自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」公認の期間限定カフェが6月28日、渋谷ストリーム(渋谷区渋谷3)4階のサイクルカフェ&ダイニング「TORQUE(トルク)SPICE&HERB,TABLE&COURT」(TEL 03-6451-1374)にオープンした。
1903年にパリで始まり毎年7月に行われる同レースは、毎日「ステージ」と呼ぶ140~230キロのレースを3週間にわたって行い、フランス国内を回っていく。1998(平成10)年から同大会を国内放送するスポーツテレビ局ジェイ・スポーツ(江東区)が、7月6日に始まる「マイヨ・ジョーヌ100周年記念大会」に合わせ開催する。
「マイヨ・ジョーヌ」とは、同レースで個人総合成績1位の選手に与えられるジャージーのこと。カフェではジャージーの色である黄色を打ち出し、テーブルには同レースのロゴをプリントした黄色の風船を飾る。100年を記念した今年は、同レースで初めて各ステージ異なるデザインのマイヨ・ジョーヌが登場するが、店内では全20種類のレプリカジャージーを7月5日まで展示する。
カフェメニューは、マイヨ・ジョーヌをはじめとするジャージーやレースに関する地域を表現。仏南部でも食べられているというパエリア(ランチ=1,296円、ディナー=1,620円)は、コロランテ(トウモロコシ粉)のスープでライスを黄色に炊き上げる。
鶏モモ肉やマッシュルーム、タマネギをターメリックで黄色に着色する、レモンとクリームで煮込む仏メーヌ地方の郷土料理「チキンフリカッセ」(1,620円)には車輪をイメージしたスライスレモン、マイヨ・ジョーヌなどジャージーを表現したパプリカを添える。レースのスタート地点ベルギーをイメージしたワッフル(1,728円)にはベルギー産チョコ「カレボー」のアイスやソースをトッピングする。
店頭にはグッズショップがオープン。マイヨ・ジョーヌ100周年を記念したTシャツ(4,860円)など同大会公式グッズをはじめ、マグカップ(3,240円)やマスキングテープ(1,620円)など同カフェ限定商品を扱う。
営業時間は9時~23時。7月29日まで。