紅茶とフルーツを組み合わせる「Fruits in Tea(フルーツインティー)」を提供する期間限定店(港区南青山5)が6月28日、表参道駅近くのプロモーションスペース「Zero Base表参道」にオープンする。
紅茶ブランド「リプトン」を展開するユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング(目黒区)が、2016(平成28)年から夏季に出店。紅茶やフルーツなどを組み合わせるアイスティーを提案することで「売り上げが落ちる」夏季に購買意欲促進を図るとともに、女性を中心とした若年層に紅茶の「新しい楽しみ方」の提案を図っている。例年20~30代の女性の利用が中心だが、男性客、タピオカ入りミルクティーの流行などもあり高校生など10代、夏休みの期間には家族連れなどの利用も増えているという。
ブランドカラーの黄色をベースにした店舗は2フロアで、1階が提供カウンターでフルーツインティーを作る過程などを見ることができる。2階はイートインスペースで、壁面にタンブラー2000本を敷き詰めた空間に21席を用意する。
フルーツインティー(タンブラー=1,000円、カップ=600円)は、店舗が勧める組み合わせの「スペシャル」と来店客自身の好みに合わせて作る「カスタム」を用意。ベースとなる紅茶は、アールグレイや、今季の新商品である「グリーンティー ピーチ&オレンジ」、まだ商品化していない「ルイボスティー」の3種をラインアップ。フルーツはパイナップル、イチゴ、ライムなど6種類から1種、トッピングは黄桃、スターフルーツ、ライチなど6種類から1種、アクセントはカラータピオカ、ナタデココ、レモンコラーゲンゼリーなど6種類から1種、シロップはハイビスカス、エルダーフラワー、アプリコットなど6種類から1種をそれぞれ選べる。氷が解けるまではアイスティーのお代わりは自由で、カスタマイズ用にシナモンやターメリックなどスパイスも用意する。
今年はアイスキャンディー「アイスティーポップ」(700円)も提供。「食感」「五感で楽しめる」フルーツインティーの「新しい楽しみ方」の提案として企画した。抽出時間などは変えているがフルーツインティーで提供する紅茶それぞれにフルーツを合わせて作ったアイスに、ジュレ=ピーチ、アサイー、パッションフルーツなど5種類から1種、フレーク=府連ボワーズ、ピスタチオ、ココナツ5種類から1種、ドライフルーツ=パイナップル、リンゴなど5種類から1種を選べるようにしている。
営業時間は10時~20時。9月6日まで。