渋谷・桜丘町の担々麺専門店「亜寿加(あすか)」の元店長が同店の味を再現する新店「Renge no Gotoku(レンゲノゴトク)」(渋谷区桜丘町)が7月8日、桜丘町にオープンする。経営は、飲食店の独立・開店を支援してきた「上昇気流」(同)のグループ会社「フーズサプライサービス」。
渋谷駅西口の国道246号線沿いに店を構えた老舗「亜寿加」は、豚の肩ロースに衣をつけて揚げた「排骨(パイクー)」をのせた「排骨担々麺」が名物として知られ、桜丘町一帯の再開発で複数の老舗店が立ち退く中、昨年11月の閉店時には惜しむ声が多く聞かれた人気店の一つ。新店「レンゲノゴトク」では、亜寿加で長年厨房(ちゅうぼう)に立ち続け、店長を務めた原子(はらこ)力さんが、同店の味を再現する。
場所は、さくら通りから一本入った通りの路面。主力となる「排骨担々麺」の排骨は、注文を受けてから揚げるサクサクとした食感とボリュームが売りだ。店内で毎日仕込む自家焙煎(ばいせん)したゴマから作る「ごまペースト」と、数種類の唐辛子をブレンドしたラー油、丸鶏と豚ガラ・野菜から取ったダシのスープに合わせるのは、国内産小麦粉を使うオリジナル麺。価格は980円を予定している。
ほかに、同じく亜寿加の人気メニューだった「冷やし担々」や「チャーシュー担々」、排骨のみの単品や麺に無料で付くご飯なども提供する予定。
営業時間、定休日等は未定。
※当初の記事でオープン日に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。