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渋谷に「ダゾーン」のコミュニケーションスペース 音楽やアートとコラボも

店内のモニターやプロジェクトンでさまざまなスポーツを上映する

店内のモニターやプロジェクトンでさまざまなスポーツを上映する

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 スポーツを軸としたコミュニケーションスペース「DAZN CIRCLE(ダゾーン サイクル)」(渋谷区松濤1)が6月15日、東急本店近くにオープンする。

店頭にはテラス席も設ける

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 スポーツ動画配信サービス「DAZN」を展開するPerform Investment Japan(港区)とPRやクリエーティブを手掛けるエードット(渋谷2)が共同運営する同所。

 スポーツを「身近に感じてもらうこと」や、これまでスポーツに触れてこなかった人たちが触れる「きっかけづくり」を目指し、大規模再開発により街が「注目を集めている」ことや、「新しいことをチャレンジしている前向きな人たちの集合体」である点が、ダゾーンが目指す「新しいスポーツの時代を切り開いていく」ことと共鳴したことなどから渋谷に出店した。「人が集まる場」という思いを込めて「CIRCLE」と命名した。

 店舗面積は約180平方メートル(うちテラス約60平方メートル)。席数は店内=約60席、テラス=約15席を用意する。建物の構造物を生かした店舗は、打ちっぱなしの壁や天井、柱などをそのままに武骨な雰囲気に仕上げつつ、カウンターやテーブル、椅子などはスチールと木を基調としたアイテムを配置し「スタイリッシュな印象」を持たせた。店内にはモニター(40インチ=6台、55インチ=2台、壁面に投影する100インチ=1面、140インチ=1面)を用意し、ダゾーンで配信するさまざまなスポーツを流す。店内奥は「リビングゾーン」で、モニターを囲むように観葉植物や大きなクッション、アンティーク調の家具を配置し、来店客が好きなチャンネルを見られるようにする。

 同店はスポーツを軸に地域やアートなどさまざまなパートナーとコラボレーションする。店頭にはフードトラックプラットホーム「Mellow」によるキッチンカーが出店し日替わりでフードを提供(8月開始予定)する。店内にはDJ機器メーカー「パイオニア」プロデュースのDJブースを設け、アーティスト招いたイベントなど音楽を融合したイベントも企画していく。一般財団法人渋谷未来デザイン(神宮前6)ともコラボし、新しいスポーツカルチャーの発信やコミュニティーづくりなどを図る。

 店内ではクラフトビール(980円)やウイスキー(580円)、カシスオレンジ(530円)、アメリカーノ(420円)などのドリンク、ミックスナッツやポップコーン、ピクルス(以上各380円、ジャーキー、ドライフルーツ、枝豆(同480円)などのスナック・スイーツを提供。客単価は1,500円ほどを見込む。店内からフードデリバリーサービス「Uber Eats」で料理を注文したり、外で購入したフードを持ち込んだりできる。

 今月15日からブラジルで開催されるサッカー大会「コパ・アメリカ2019」期間中は、試合開始時間に合わせてオープン時間を早めて店内で全試合を放映するほか、イラストレーターfaceさんが手掛けたサッカーのイラスト展示も行う期間中、ブラジル産コーヒー豆を使ったコーヒーを「アメリカーノ」(420円、開幕戦と日本代表戦は1杯無料)で提供する。

 営業時間は9時~23時。

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