青山キラー通りにある「世界の朝食」を提供するカフェレストラン「WORLD BREAKFAST ALLDAY(ワールド・ブレックファスト・オールデイ)」(渋谷区神宮前3、TEL 03-3401-0815)などで6月5日、ベトナム社会主義共和国(ベトナム)の朝食の提供が始まった。
「朝ごはんを通して世界を知る」をコンセプトに掲げ、2カ月ごとに一つの国や地域をフィーチャーし朝食を提供している同店。今回焦点を当てるのは、東南アジアの東端に位置するベトナム。中国に占領されていたことやフランスの植民地だったことから、中国とフランスの影響を受けている料理は、大部分は農産物を原材料に作られている。日本でも「フォー」「バインミー」などのベトナム料理は広く知られている。
提供する朝食は、ピーナッツと一緒に炊いたおこわの上に鶏肉をのせる「ソイ・ガー」を中心に、揚げと生の2種類の春巻き、魚醤(ぎょしょう)「ヌクマム」ベースのたれ、パクチーなどの香味野菜を添えるプレート(1,512円)。
このほか、干し牛肉を添える青パパイヤのサラダ「ゴイ・ドゥ・ドゥ」(648円)、コーヒーとクラッシュアイスを添えるカスタードプリン(486円)、深煎(い)りのコーヒー豆を専用のドリッパーで抽出しコンデンスミルクを加えるコーヒー(540円)、アボカドとバナナのスムージー「シントー・ボー」(756円)、ビール「バーバーバー」(810円)などもラインアップする。
営業時間は7時30分~20時。7月29日まで。期間中はベトナム料理教室や食文化について学ぶワークショップなどのイベントを開催予定。