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傘シェアリングサービス「アイカサ」、黒色傘を新調 渋谷で先行投入

渋谷の傘シェアスポットに新たに投入した黒色の傘(イメージ)

渋谷の傘シェアスポットに新たに投入した黒色の傘(イメージ)

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 傘のシェアリングサービスとして昨年12月に「Nature Innovation Group」(渋谷区渋谷3)がサービスを始めた「アイカサ」で貸し出される傘に新色の黒が登場した。

渋谷駅地下に設置されている様子

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 傘を持って出ずに突発的な雨に見舞われた際、ビニール傘などを買わずに借りられ、最寄りのスポットに返却できるサービス。渋谷エリアを中心とした約50カ所からサービスを始め、現在都内全域で展開。5月21日には福岡市内でもサービスを始めた。スポット数は約150カ所、登録ユーザー数は1万3000人を超え、雨の日の不便を解消する「雨の日プラットフォーム」の構築を目指す。

 白をベースに水色などの淡いトーンの従来の傘に対し、新たに貸し出しを始めたのは、黒を基調に白い文字でロゴなどを入れた傘。都会の「スマートな大人」が持つイメージで「シックな黒」を採用。都内の傘スポットに順次投入していくという。

 すでに導入しているのは、いずれも渋谷エリアの傘シェアスポットで、「JTB海外旅行専門渋谷東横店」(東急百貨店南館2階)、「WANDER COMPASS」(渋谷駅地下1階B3・B4出口側)、マークシティ前新聞販売の3カ所。

 利用は主にLINEを使う。アイカサのアカウントを友達登録し、トーク画面でクレジットカードなどのユーザー情報を登録。「傘を借りる/返す」ボタンで表示される最寄りの傘シェアスポットから利用場所を選び、現地では傘やスポットに掲出されるQRコードで傘をレンタル・返却する仕組み。利用料は1日(24時間)70円で、1カ月の上限は420円。売り上げの1%を環境のための寄付に充てる。

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