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サンロッカーズ渋谷、去就出そろう 7年在籍・満原優樹、伊藤駿選手ら退団

Bリーグ3季目となる2018-19シーズンを戦ったサンロッカーズ渋谷の選手たち

Bリーグ3季目となる2018-19シーズンを戦ったサンロッカーズ渋谷の選手たち

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 Bリーグ「サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)」の選手たちの去就が出そろった。

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 Bリーグ開幕に合わせて渋谷区をホームタウンとし、青山学院記念館(=大学体育館、渋谷区渋谷4)をホームアリーナとして活用しているSR渋谷。ロバート・サクレ選手と同じ元NBAプレーヤーのライアン・ケリー選手らを新戦力として迎えた3季目はシーズン序盤で負けがかさみ、ヘッドコーチを交代。起死回生を図るも波に乗り切れず、27勝33敗、東地区4位という結果に終わった。

 来シーズンに向けて契約を更新した選手は、日本代表でもあるベンドラメ礼生選手、攻守でチームに貢献したケリー選手をはじめ、プロ2年目を迎える杉浦佑成選手、SR渋谷で2季目となるファイ・サンバ選手ら7選手。

 SR渋谷3季目を迎える山内盛久選手は来季を「勝負のシーズンになると思う」と位置付け、「チャンピオンシップに行けるよう、そしてチャンピオンになれるように渋谷のファン皆さんと共に闘いたい」と意欲を見せる。同じく3季目となるサクレ選手は「これからもずっとサンロッカーズの一員」と熱いコメントを寄せる。

 広瀬健太選手はチーム最長となる7季目を迎えることに。じん帯を損傷しており「(来季)開幕に間に合うか分からない」と話していたが、「リハビリで毎週できることが増えている」と現状を明かしつつ「復帰まではプレー以外でチームに貢献したい。復帰後はパワーアップしたプレーを見せられるように貪欲にリハビリや準備をしていく」とも。

 退団するのは、生え抜きとして大学卒業後から7年プレーしていた満原優樹選手、伊藤駿(たかし)選手、ムードメーカーとして2シーズンチームを盛り立てた長谷川智也選手、今季開幕直後に入団した秋葉真司選手。伊藤選手は渋谷区観光大使スポーツアンバサダーを務め、Bリーグ開幕初年度から区内のイベントに多く参加していた。今季出場試合数が2試合にとどまったマーカリ・サンダース・フリソン選手は5月7日付けで自由交渉者リスト入りしている。

 ヘッドコーチには今季途中から指揮を執った伊佐勉さんが継続して就任。カイル・ベイリーアシスタントコーチ(AC)、デイビッド・ナースアドバイザリーコーチ、スポーツサイエンス&パフォーマンスディレクターの吉田修久さん、中尾優作トレーナー、太細(ださい)由香利トレーナー、アセニヨス・ケネスマネジャー、岡部大河チームマネジャーも引き続きチームをサポートする。

 2シーズンACを務めた廣瀬慶介さんに代わり、新たにACに就任するのは今季で14年の選手生活に終止符を打った清水太志郎さん。セカンドキャリアについて「今までの経験をどのように生かしていくのかを考えている中、SR渋谷にアシスタントコーチの打診をいただいた」と言い、「選手として目標達成できずに現役を退いたが、ACとしてSR渋谷が目標達成できるように微力だが頑張りたい」とコメントを寄せる。

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