「第22回 渋谷・鹿児島おはら祭」が5月19日、道玄坂や文化村通りなど渋谷エリアで開催される。
「おはら祭り」は1949(昭和24)年、鹿児島県鹿児島市施行60周年を記念して始まった祭りで、毎年11月に踊り手たちが民謡に合わせ踊りながら市内の目抜き通りを練り歩くもの。
「渋谷・鹿児島おはら祭」は、小倉基元渋谷区長が鹿児島県出身だったことをきっかけに1998年に初開催。渋谷と鹿児島は、鹿児島出身の連合艦隊司令官・東郷平八郎を祭る東郷神社が渋谷に建立されているほか、初代・ハチ公像を作った彫刻家・安藤照が鹿児島出身であるなどゆかりがあるほか、渋谷区と鹿児島市は「観光・文化交流協定」も締結している。
今年は「踊り連」66組、計約2600人の踊り手が参加し、道玄坂や文化村通りで「おはら節」「ハンヤ節」「渋谷音頭」の3曲に合わせて「踊りパレード」を行うほか、来場者が自由に参加できる「TOKYOオハラ」も用意する。
開催に併せて18日・19日には東急本店(渋谷区道玄坂2)前やユニクロ渋谷道玄坂店(同)前などで鹿児島の特産品を扱う「さつまの物産展」を展開。ハチ公前広場と東急本店では渋谷と鹿児島の観光案内も行う。
代々木公園・ケヤキ並木では「鹿児島焼酎&ミュージックフェス」を開催する。鹿児島の酒蔵39蔵が出展する「酒造ブース」(チケットは4枚つづり=1,000円ほか)や、奄美大島出身の歌手・城南海(きずき・みなみ)さんや演歌歌手の徳永ゆうきさんらが出演するステージなどを展開する。
踊りパレードは12時30分~16時10分(予定)。パレードに伴い道玄坂や文化村通りは12時~17時に交通規制を行う。小雨決行。