Bリーグ・アルバルク東京(以下、A東京)が5月7日、チャンピオンシップ決勝戦進出を決めた。
Bリーグの王者を決めるチャンピオンシップ(CS)は、B1に所属する18クラブの中から3地区各1位・2位のクラブと、各地区3位以下の全12クラブの内、勝率上位2クラブの計8クラブが出場するトーナメント戦。
A東京は44勝16敗、東地区3位でレギュラーシーズンを終え、ワイルドカード上位でCS進出を決めた。先に2勝したクラブが勝ち上がる初戦と準決勝。A東京は新潟アルビレックスBB戦に連勝し迎えた琉球ゴールデンキングスとの準決勝。今月4日に行われた1戦目は67-57で先勝するも、翌5日の2戦目は56-62と敗れ1勝1敗に。7日に行われた3戦目を72-60で勝利し決勝進出を決めた。
今月11日、横浜アリーナで行われる決勝は1戦先勝で勝者を決める。対戦相手は、同じ東地区に所属し、52勝8敗、地区・リーグ共に1位でレギュラーシーズンを終えた千葉ジェッツふなばしで、初戦・準決勝共に連勝で勝ち上がり早々に決勝進出を決めていた。くしくも昨シーズンの決勝と同じカードとなった。
ルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチは「我々らしく戦い勝つことができ、ファイナル進出の切符を手にすることができた」と決勝進出を喜びつつ、「タフな戦いが続いたので、しっかりとリカバリーしながらファイナルの準備をして、もう一度チャンピオンになれるように挑んでいきたい」と決勝を見据える。
第3戦でチーム最多となる17得点をマークした安藤誓哉選手は「負けたら終わりのゲームで、全員が集中してプレーすることができた。このフィジカルな戦いを制すことができたので、この戦い方をそのままファイナルに持っていきたい。最後は 1 試合なので、集中して優勝をもぎ取る気持ちで戦いたい」と意気込む。エース田中大貴選手は「ここまできたらどちらがファイナルに行きたいか、という気持ちと気持ちのぶつかり合いの試合だった。ファイナルは、自分たちが一番タフなチームということを証明できるいい機会。しっかりリカバリーして戦いたい」とも。
観戦チケットの販売は、ファンクラブ先行=今月8日(12時~)、一般=同9日(同)。