パンの祭典「青山パン祭り」が5月11日・12日、国連大学(渋谷区神宮前5)前広場で開催される。主催はNPO法人Farmer's Market Association(目黒区)。
2013年秋に初開催し、今回15回目を迎える同祭。前回に引き続き「Artisan Bakeries-表現者としてのパン屋-」をテーマに、パン店を中心に2日間で延べ80店舗以上が出店を予定する。
出店するパン店は、渋谷周辺からはフランスの伝統菓子などを作る「ブリコレ」(神宮前3)、天然酵母や国内産小麦粉を使ったパンを作る「フラッフィー」(鴬谷町)、ひよこ豆などで作るコロッケのような「ファラフェル」をピタパンに挟む「ファラフェルサンド」を提供する「クンバ ドゥ ファラフェル」(神泉町)など。神奈川県産小麦や国産小麦を使ったパンを作る「麦焼処 麦踏(むぎやきどころ むぎふみ)」(神奈川県)や、仏パン職人が手掛ける「フランスパン」(千葉県)、ドイツパン専門店「タンネ」(中央区)、ベーグルショップ「東京べーぐる べーぐり」(江戸川区)、グルテンフリーの米粉パンを作る「穂乃ぱん」(西東京市)なども出店する。
今回、同祭の運営者が選んだ職人のパンを、職人の手紙を添えて販売する「想(おも)いを食すパン屋」も限定で出店予定。「森薪窯製作所」のパン窯付きキッチンカーも来場し、購入したパンを温め直したり持参した生地を焼いたりできるようにする。
各ブースでは、「シグネチャーブレッド」と称する「思いや表現したいことを詰め込んだ」パンを用意。販売すると共に、会場特設コーナーでは参加店舗のシグネチャーブレッドを用意し、好きな9種類を食べ比べ(チケット料は1,500円)できるようにする。
このほか、木工品やキッチン雑貨、生花、ジャムなどを販売するショップも出店。ラウンジの中にオープンするバーでは、天然酵母で醸すカフェ「タルマーリー」のビールやスウェーデン発「ストックホルムローストトーキョー」のコーヒーなどを提供する。
開催時間は11時~17時。入場無料。雨天決行。