渋谷川に「こいのぼり」を掲げるワークショップが4月29日、行われた。主催は一般財団法人渋谷未来デザイン。
渋谷川沿いの遊歩道「渋谷リバーストリート」を活用した社会実験プロジェクト「WORK PARK PACK(ワークパークパック)」の一環。同プロジェクトは、再開発に伴い整備された渋谷リバーストリートに設置された「PARK PACK」と呼ばれる3つのコンテナを拠点に、「公共空間の利活用アイデア」を実験しながら検証していくもの。
3月に同所の利活用アイデアを募ったところ300件ほどが集まったという。こどもの日に向けたワークショップとなった今回。川沿いであることからアイデアの中にも「こいのぼりを作りたい・揚げたい」という声は多くあったという。
こいのぼりには、雨にぬれても大丈夫なポリプロピレン製緩衝シートを採用。ゴールデンウイーク中ということもあり通行人は従来に比べて少なかったが、近隣住民をはじめ、通り掛かった来街者らが足を止めて参加。カラフルなペンやシールなどで個性豊かなこいのぼりを作った。
掲揚は5月7日まで。