「第1回イタリアン・フード・フェスティバル~イタリアを食べる日~」が5月28日、渋谷ストリーム(渋谷区渋谷3)のホールで初開催される。主催は在日イタリア商工会議所(港区)。
イタリア経済開発省主導のプロジェクト「The Extraordinary Italian Taste」の一環。イタリアをイメージする色やイタリア語を付けるなどしてイタリア産のように見せている食品が市場に出回っていることから、イタリア食品や食材の価値を守ることや「正真正銘の」イタリア料理のPRや継承を目的に、2016年からアメリカやヨーロッパ各国で展開しているプロジェクト。日本を含むアジアでは今年から行っている。
これまで、食品・ワイン輸入業者に向けた養成講座、イタリア料理や農業、栄養についてのセミナーなどを開いてきた。イタリアン・フードフェスは、消費者などの意識を高めるためのテイスティング・試食体験を提供するもの。
当日は現在国内に116店ある、商工会議所が認定する「AQI(イタリアンレストラン品質認証マーク)」または国際認定「MOI(イタリアホスピタリティー国際認証マーク)」を受けているイタリアンの中から30店舗が出店する。出店するのは、「イカス ストーリア」(神宮前3)、「マンマルイーザステーブル」(東2)、「タント・タント 渋谷」(道玄坂2)、「タロス」(渋谷1)といった渋谷に店舗を構えるイタリアンをはじめ、「ペペロッソ」(世田谷区)、「ニド」(品川区)、「ラ・ジョコンダ」(港区)、「イビスコ」(沖縄)、「アルト・トリトーネ」(大阪)などを予定し、さまざまなイタリア料理を提供。ワインの試食コーナーも用意する予定。
そのほか、2017年にミシュランガイド北海道版で2つ星を獲得した「ミシェル・ブラス・トーヤ・ジャポン」(北海道)のシェフディレクターのシモーネ・カンタフィオさん、料理研究家ベリッシモ・フランチェスコさん、料理を得意とする俳優でモデルのアンドレア・コッコ・ヒライさんがトークやクッキングショーを展開。料理研究家ベネデッタ・パロディさんはイタリアのテレビスタジオから中継で参加予定。
開催時間は17時~20時30分。入場料は、ウェブサイトでの事前登録=500円、当日=1,000円。