体験型恐竜ライブショー「DINO SAFARI(ディノサファリ)」公演が4月25日から、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)9階のホールで開催される。
造形美術品の製作などを手掛ける「ON-ART」(東久留米市)が開発した自立歩行恐竜型メカニカルスーツ「DINO-TRONICS(ディノトロニクス)」を使った同公演。同所での開催は2017年から3年連続となる。
歩いたり暴れたりかみついたりできるディノトロニクスは、パイロットと呼ぶ操縦者が装着して操作。軽くて強度の高い「ドライカーボン」などを使うことで軽量化を図っているほか、小型カメラや無線を搭載することでパイロットは外部の様子を把握できるようにしている。
公演は、恐竜特別区でのナイトサファリ「DINOSAFARI」を舞台に、来場客はキャストらが扮(ふん)するガイドやレンジャー隊員と共にサファリ参加者としてショーを体験する。場内は床に敷く人工芝に座る席と、それを囲むように配置する椅子席の2種類を用意し、入場時に来場客が自由に選べるようになっている。
全長8メートルのティラノサウルス(全長8メートル)、トリケラトプス(同6.4メートル、大型肉食恐竜「アロサウルス」(同6.4メートル)などに加え、今回はトリケラトプスの子ども(同3メートル)が新たに登場する。詳細は非公開だが、同公演史上最大となる全長9メートルの大型恐竜も登場を予定する。
公演中は写真撮影可能(フラッシュ撮影禁止)。上演時間は約50分。入場料は全席自由(整理番号付き)=3,500円(土曜・日曜・祝日、恐竜が「興奮状態」のナイトメアバージョンは3,800円)。5月4日まで(38回公演)。