フルーツを使った料理を提供するビストロ「KAJITSU DE PARIS(カジツ デュ パリ)」(渋谷区宇田川町、TEL 03-6427-8006)が3月28日、渋谷センター街にオープンした。経営は飲食事業を展開するFOOD ARCHITECT LAB(港区)。
同社の関連会社が手掛けるハワイ発カフェ「BLUE TREE」営業後の店舗を使う同店。同カフェでは、「健康」をテーマにしたフードやドリンクを提供しており、コールドプレスジュースなどでフルーツを使っている中、「フルーツでもっと面白いことができないか」と新業態の開発に着手した。20~30代の女性をコアターゲットに渋谷での出店を決めた。レンガに囲まれた客席空間にはフルーツの置物などを装飾する。席数は40席弱。
「五感で楽しめる」よう、彩りにもこだわりフレンチに仕上げた。メニューは、キウイ・メロン・キュウリを添え、それらとマヨネーズを合わせたタルタルソースをかけるサーモンのミキュイ(=レアに焼き上げる調理法)(780円)、生ハムとマスカルポーネのムース、エディブルフラワーを添えるイチゴの冷製スープ(1,000円)、煮込んだイベリコ豚をリンゴに詰めバルサミコソースをかける「リンゴに詰めたイベリコ豚のラグー」(1,280円)、ビールで煮込んだ牛タンに文旦を添えるカルボナード(1,500円)、紅茶ゼリーとフルーツ、トニックウオーター、生クリームを盛る「クリームフルーツポンチ」(700円)など。
ドリンクは、ワイン(650円~)やイチゴの果肉と果汁を加える「ストロベリースパークリング」(700円)、ブルーベリー900粒を使う「ブルーベリーワイン」(650円)などをそろえる(価格は全て税別)。客単価は4,000程度を見込む。
営業時間は17時~23時30分。