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恵比寿三越、食品売り場を全面改装 フードコート新設、デリバリーも

フードコートを新設した食品売り場「フードガーデン」

フードコートを新設した食品売り場「フードガーデン」

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 恵比寿三越(渋谷区恵比寿4、TEL 03-5423-1111)地下2階の食品売り場「フードガーデン」が3月27日、リニューアルオープンした。

フードコートタイプの「ウマミバーガー」

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 1994年の恵比寿ガーデンプレイス開業時から同施設で営業している恵比寿三越。店舗面積は地下2階~地上4階の4フロア合わせて約1万8000平方メートル。2017年から段階的に店舗の入れ替えを行ってきた。

 開業当時から店を取り巻く環境が変わり、「今の暮らし方や時代感」に合わせる必要性が出てきたことからリニューアルに着手。近隣住民に対する利便性・専門性の強化、来街者へのクオリティー・オブ・ライフ(QOL=生活の質)向上を図る「新・くらしの館」をコンセプトに掲げる。

 食品売り場は、家で作る商材を集めた「at HOME」、イートインや総菜などをそろえる「at YEBIS」をテーマに改装し、21店がオープンした。夏までに4店が出店を予定する。「at YEBISU」エリア内には、フロア内で購入したフードやドリンクを飲食できるフードコート「コミュニケーションテーブル」(計106席)を新設。スマートフォン充電器のシェアリングサービスも新たに導入した。

 同エリアには、米ロサンゼルス発ハンバーガーレストラン「UMAMI BURGER(ウマミバーガー)」、カスタマイズできるオーダーサラダ「ベジスタンド」などが出店するほか、恵比寿や目黒、渋谷など近辺で人気のスイーツを展開する「EBI-MITSU Local Sweets(エビミツローカルスイーツ)」、曜日ごとに店舗を入れ替えるコーナー「EVERYDAY’S BAKERY」も新設する。4~5月にはグルテンフリースイーツを展開するパティスリー「コンフェクション西麻布」、AI(人工知能)を活用した味覚診断サービスを展開する日本酒のセレクトショップ&バー「未来日本酒店」などもオープンを控える。

 「at HOME」では生鮮産品や総菜、グローサリーなどを扱う。生鮮産品を扱う店では、素材だけでなく、半調理品・半加工品、総菜・弁当もそろえる。宮崎ブランドポークを扱う「まるみ豚」、名古屋コーチンを飼育から販売まで行う「鶏三和」、イートインを併設する長崎・平戸の製菓や加工品などを扱う「平戸じげもん館」、オリーブの実を量り売りする「オリーブマーケット」、大阪・黒門市場の老舗かつお節店による調味料セレクトショップ「ゑびす山長」などが出店する。自然は食品やグルテンフリー、ローフードなどを扱う「ヘルスコンシャスフード」コーナーも新設した。

 このほか、新たなサービスとして三越本店からの「スイーツお取り寄せ」「お弁当デリバリー」「ケータリング受け付け」も始めた。

 営業時間は11時~20時(一部除く)。

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