東京急行電鉄は9月2日、「東急」に商号変更する。3月27日の取締役会で決定した。
同社は昨年9月、多様化する消費者の需要や環境変化に対応するとして鉄道事業の分社化を明らかにしていた。新たに100%出資会社を設立し、不動産や百貨店事業など事業特性に合わせ経営体制を再編。100%出資子会社「東急電鉄分割準備」は4月25日に設立し、9月の商号変更とともに、子会社の社名を「東急電鉄」に変更する。商号変更する9月2日は同社の創立記念日という。
「東急」への商号変更後は、連結子会社の持続的成長をけん引する中核として、各事業・会社間の連携を促進していく方針。分割効力発生は、10月1日を予定する。