渋谷区をホームタウンに活動する3人制バスケチーム「TOKYO DIME(東京ダイム)」は3月26日、落合知也選手と契約基本合意したことを発表した。
東京ダイムは、2020年の東京五輪の正式種目にも決まっている「3x3(スリー・バイ・スリー)」のプロリーグ「3x3.EXE PREMIER」に参戦するチームで、5人制バスケのプロリーグ「Bリーグ」の現役選手でもある岡田優介さん、お笑いコンビ「麒麟(きりん)」の田村裕さん、お笑い芸人・大西ライオン(大西功二)さんがオーナーを務めている。男子はプロリーグ開幕の2014シーズンから参戦し2度の総合優勝を経験。女子は立ち上がった昨シーズン結成し、初代総合優勝チームとなった。
落合選手は1987(昭和62)年6月18日生まれで東京出身。法政大学卒。身長195センチ、体重93キロ。ポジションはシューティングフォワード・パワーフォワード。背番号は91。昨シーズンまで「BREX.EXE」に所属し日本代表にも選出され、昨年は「FIBA3x3アジアカップ」で銅メダルに貢献。現在3x3国内ランキングで1位に就いている。5人制プロバスケ「Bリーグ」開幕時には「栃木ブレックス」でもプレーしていたが、2017-18シーズンの途中で契約を解除し3x3に専念している。
落合選手は「ダイムの3x3への強い思いに引かれ、共に高め合っていけると思い契約させていただいた」と経緯を説明し、「東京ダイムができた時からライバルとしてずっとしのぎを削ってきたので正直まだ実感はないが、あのダイムファンの大声援を背にしてプレーできると思うとワクワクしている」と心境を吐露。「このチームを優勝させるために来た。必ず良い結果を皆さんに届けるので、優勝目指して共に戦って下さい」と呼び掛ける。
3x3では1チーム最大6選手と契約できる。東京ダイムはすでに、生粋の「3x3」選手で日本代表でも活躍する鈴木慶太選手、同じく日本代表で現在国内ランキング2位の小松昌弘選手、海外赴任から帰国すると共に復帰した身長2メートルを超す岩下達郎選手の3人と契約している。
「3x3.EXE PREMIER」2019シーズンは5月開幕。