サンドイッチチェーン「サブウェイ」が新たな注文体験などを提案する新コンセプトの都内1号店を3月25日、渋谷・桜丘町にオープンした。
新店舗コンセプト「フレッシュ・フォワード」は、サブウェイが2017年から世界で導入を進め、現在46カ国・993店舗で展開。今後日本でも新規出店・既存店改装を含め順次導入を進めていく予定で、今月18日には国内1号店として沖縄・那覇空港内に出店。都内初出店となる「サブウェイ 渋谷桜丘店」(渋谷区桜丘町、TEL 03-6809-0841)は、学生や外国人らも多く店との親和性が高いことなどから、昨年夏に閉店した日本経済大学東京渋谷キャンパス内の既存店をリニューアルした。
店舗面積は約52坪。店内54席、テラス12席の計66席を設ける。ブランドカラーの緑をトーンアップした色鮮やかな配色の店内は、ダイニングエリアを照らすサブウェイの「S」をかたどった大型のサイン「チョイスマーク」や、サンドイッチの具材を描いた壁紙などが特徴。LED照明など各種設備やテーブル、椅子なども最新のインテリアに変えた。デジタルメニューボードを導入し、サンドイッチを作るショーケースも、各食材が全て見えるようにするなど刷新。店内で焼き上げるクッキーやパンも来店客から見える位置にディスプレーする。クッキーも今回新たに取り扱いを始め、オープンを記念し100円(通常価格は170円)で提供している。
店内には無料Wi-Fiや充電用コンセントを用意。アプリで事前オーダーできるリモートオーダーサービスは4月初旬に導入予定で、フードデリバリーサービス「Uber Eats」によるデリバリーにも対応するなど利便性にも配慮。店内の一角に事前注文の受け取りができる専用ピックアップカウンターも備える。
同店は新メニューのテスト店舗も兼ねていることから、第1弾として4月3日に全国発売する「凄!えびアボカド~ブラックタイガー使用~」(580円)を先行販売している。
営業時間は8時~20時(土曜・日曜・祝日は9時~18時)。