ファッションビル「ラフォーレ原宿」(渋谷区神宮前1)は3月23日、3階のトイレをリニューアルする。
トイレのリニューアルは昨年10月の地下1階に続いて2カ所目で、同館らしい「ユーモラスなデザイン」が特徴。過去に同館のキャンペーンビジュアルやノベルティーグッズなどを手掛けたこともあるアーティスト・とんだ林蘭さんが内装デザインを担当した。女性向けのみだった既存の3階トイレに、同ビルで初めて多目的トイレも新設した。
リニューアルでは「原宿の奇妙な異空間」をコンセプトに、得意とするコラージュを壁面・天井やトイレにつながる空間などで表現。紫や緑、青、黒など独特なカラーリングで口紅やUFOなどのビジュアルをコラージュした作品について、とんだ林さんは「活気と人々にあふれた原宿の街の中で、このトイレに立ち寄った時、少しの間だけ奇妙でドキドキする異空間となるようなデザインにした」とコメントしている。
昨年リニューアルした地下1階のトイレ(男女)の内装デザインは、アートディレクター鳴尾仁希さんが担当。「アートとカルチャーの窓」をコンセプトに、アートギャラリーを兼ねた空間とし、現在は写真家・大野隼男さんの作品を掲出している。今後も順次、各階のトイレをリニューアルしていく予定。
営業時間は11時~21時。