衣料用柔軟剤仕上げ材ブランド「フレア フレグランス」の体験型アート展が3月15日、表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4)本館地下3階のスペースオーで始まった。主催は花王(中央区)。
スクリーンにタッチすると花びらが浮かび上がるネイキッドの作品
2011年に発売した同ブランドは、汗や体温に反応して香る独自技術の「香りセンサー」などが特徴。昨年8月にパッケージをリニューアルし、今年1月から新CMを放映していることからイベントを開催。コアターゲットである20~40代の女性への訴求を図り表参道を選んだ。
「MUSEUM OF FRAGRANCE」と題し、商品の香り5する意それぞれを可視化したアート展となる。CMのプロジェクションマッピングを手掛けたネイキッド(NAKED)は、CMの世界観を再現。高さ5メートル×幅8メートルのスクリーンに、CMに登場する花のビジュアルを投影。来場者がスクリーンをタッチしたり手をスライドさせたりすると、アクションに合わせて花びらのビジュアルが浮かび上がるようになっている。表現した香りは「ヴェルベットフラワー」。
アーティストとんだ林蘭さんは「香りセンサー」を表現。ボックスの中に設置されたマイクに向かって声を発すると、造花の花びらと共に「ドレッシーベリー」の香りが舞う作品となっている。水曜日のカンパネラのビジュアルなどを手掛けていることで知られる河野未彩さんは、グリーンアップルや洋ナシ、シトラスなどの「フラワーハーモニー」の香りを、青や白の花などで表現した。
開催時間は11時~19時。入場無料。17日まで。来場者には好きな香りの商品1本を進呈する。