ジューススタンド「ヤフーニュースのヤフージュース」(渋谷区神宮前1)が3月12日、原宿・竹下通りに期間限定でオープンした。主催はヤフー(千代田区)。
来場者自ら選んだニュースのカテゴリーなどからジュースの味が変わる
女子高生を中心とした若者に「ニュースをもっと身近に感じてもらう」ことを目的にした取り組み。「若者が世の中で起きていることについて自分の言葉で話せる社会を作りたい」と考える同社は昨年から、若者に向けた取り組みを行っている。初のリアル企画となる同店は、来場者が選んだニュースからオリジナルのドリンク作り無料で提供する。
ジューススタンドは、「若者の街」として知られる原宿に出店。店舗は80年代を思わせる「ガーリーでポップ」なトーンに仕上げる。外観の看板や店内の壁面には、「新元号」「桜前線」「北方領土」「消費税」「高校野球」などニュースを想起させる言葉をタイポグラフィーにしてあしらうことで、「ヤフー!ニュース」と原宿を融合させた世界観を演出する。
来場者は、自身のスマートフォンなどでヤフーのサイトやアプリから気になるニュースを1つ選択。音楽・海外・スポーツ・芸能・動物などニュースのカテゴリーからベースとなるジュースの味(パインやイチゴなど11種類)、コメント数の末尾の数字からゼリーの色、配信時間から金平糖やマシュマロなどのトッピングがそれぞれ決まり、オリジナルのジュースができる。その組み合わせは220通り。ニュースを端的に表現して付けたメニュー名「〇〇ジュース」を書いたタグと、「Y」の文字を表現した同社の企業ロゴにも使っている赤色のストローを添えて提供する。
企画を担当した同社メディアカンパニー・メディア本部企画部Yahoo!ニュース担当の森本小百合さんは「もっとニュースを楽しんでほしい。選ぶ過程でいろいろなニュースに触れて、ニュースとの距離を縮めてもらえたら」と呼び掛ける。
開催時間は12時~18時(土曜・日曜は19時まで)。今月18日まで。