昨年国内で発売され予約販売分が即完売になるなど話題を集めた「スペースインベーダー」などの3/4スケール家庭用ゲームマシンが現在、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のミュージアムストア「MoMA DESIGN STORE表参道」(渋谷区神宮前5、TEL 03-5468-5801)で展示販売されている。
MoMAは2012年、収蔵品の新カテゴリーとして「ビデオゲーム」を追加し、第1弾コレクションの一作品として「パックマン」を選定。2013年には「スペースインベーダー」もコレクションに加えた。同機についても、MoMAキュレーターの審査を経て、日本国内での販売を開始した。
販売するのは、名作アーケードゲームを復刻した「ARCADE 1UP」の2タイトル。国内ではタイトーが販売を手掛け、昨年9月に行われた「東京ゲームショウ2018」で実機を公開。業務用のアップライト型アーケードゲーム筐体を3/4スケールで家庭用に再現したコンセプトや、ドライバーで組み立てられる手軽さなどに注目が集まり、予約販売を一時中断するなど人気が集まっていた。
表参道店では2月に取り扱う2タイトル(各1機)の展示販売を始め、今月末で展示を終了する予定だったが、外国人観光客やファミリー客などの反応も良く、好評を受け1カ月先まで期間を延長。来店客は実際に同機を体験、購入できる。価格は各6万2,640円。
営業時間は11時~20時。