2月24日(現地時間)に授賞式が行われた第91回アカデミー賞で「ボヘミアン・ラプソディ」が最多4部門を受賞したことを受け、渋谷クラブクアトロ(渋谷区宇田川町)で3月20日、クイーンのドキュメンタリー作品が限定上映される。
英ロックバンド「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた伝記ミュージカル映画「ボヘミアン・ラプソディ」は世界的ヒットを記録し、日本国内の興行収入も100億円を突破。米アカデミー賞ではフレディ役を熱演したエジプト出身の俳優ラミ・マレックさんが主演男優賞を受賞。ほかに音響編集賞、録音賞、編集賞を受賞し最多4部門に輝いた。
限定上映は、CS音楽チャンネル「ミュージック・エア」を運営するアトス・インターナショナル(港区南青山2)とヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(神宮前2)が主催。「ボヘミアン・ラプソディ」の脚本家ピーター・モーガンさんの脚本コンサルタントを務めた伝記作家レスリー・アン・ジョーンズさんの著書「フレディ・マーキュリー ~孤独な道化~」(ヤマハミュージックメディア刊)の復刊などを記念し、今年1月に銀座で開催した爆音上映会に続く追加上映イベントとして開く。
上映する「Queen:HOW THEY BROKE FREE/クイーン:ブレーク・フリー」は、メンバーの生い立ちやバンド結成、デビュー、ブレークに至るまでの過程、フレディの晩年などについて、メンバー本人や関係者のインタビュー映像、PVやチャリティーコンサート「ライブ・エイド」などの映像を織り交ぜながら解説するドキュメンタリー。オペラやクラシック、黎明(れいめい)期のロックからロカビリー、ファンク・ディスコまで、多様なジャンルを取り入れた幅広い音楽性に迫る。
第1部=18時開場・18時30分開演、第2部=20時30分開場・21時開演。入場料(自由席)は1,080円(別途ドリンク代600円、整理番号付き)。今月28日からQUATTROウェブで先行販売する。一般販売はチケットぴあなどで3月9日から。