コミュニティーコインのアプリ「KOU(コウ)」に1月31日、「画像の添付機能」が実装された。
アプリは、コワーキングスペース「co-ba」を展開するツクルバ(目黒区)とシステム開発などを手掛けるHAL(渋谷区代々木1)による合弁会社KOU(代々木1)が昨年9月、iOS版の配信を開始。同12月にはAndroid版もリリースした。
KOUはスマホでコミュニティーを作り、オリジナルのコインを仲間とやり取りできるサービス。コミュニティー内のメンバーは、仲間に感謝の気持ちを伝えたい時などに簡単なメッセージと共にコインを送ることができるほか、コミュニティー内でやりとりされたコインとメッセージを一覧で表示。やりとりに対して「投げ銭」感覚でLOVEボタンを押してコインを送ることもできる。
これまで投稿は140字以内のテキストのみに限られていたが、今回、1回の投稿で画像を4枚まで投稿できるようになった。投稿画面のアイコンをタップして、カメラで撮影するかスマホ内のアルバムから画像を選択してテキストデータを入力する。画像の投稿ができるようになったことで、「テキストデータだけでは共有しきれなかったことをコミュニティーのメンバーに伝えることができる」という。
コミュニティーの数は2月1日現在、1200を突破している。同社取締役・プロデューサーの中村真広さんは「昨年12月にiOS・Androidのアプリが出そろってから、多くのユーザーがそれぞれのコミュニティーをつくり、KOUを活用している。世間一般の価値観軸に縛られることなく、それぞれの価値観軸で仲間が集まり、コミュニティーを育んでいける世界を目指し、KOUはこれからも進化を続けていく」と話す。
1月のアップデートでは、複数人に対して同時に同じメッセージとコイン数を送信することができる「グループ送信機能」も追加した。