渋谷・明治通り沿いのセレクトショップ「ROSE BUD(ローズバッド)渋谷本店」(渋谷区神宮前1)が1月27日、閉店する。
1993年3月、渋谷・明治通り沿いに1号店としてオープンした同店は欧米を中心とした買い付け商品やオリジナルブランドを展開。キャットストリートにも近く、渋谷と原宿を結ぶ明治通り沿いに構えた石壁の外観が特徴的な路面店は若者を中心に人気を集め、セレクトショップの先駆けとしても知られる。
原宿・代官山などでレディス・メンズショップを運営してきた1976(昭和51)年創業のエレファントが立ち上げた「ローズバッド」ブランドは、セレクトショップ「SLAP SHOT(スラップショット)」などと並び主力ブランドに。2011年5月、中堅アパレルの東京スタイル傘下に入り、東京スタイルが翌6月にアパレル大手サンエー・インターナショナルと共同持株会社TSIホールディングスを設立。2015年に同ホールディングスの完全子会社となった。
近年はアウトドアメーカーとコラボレーションするなど、生活雑貨にも注力。現在、ルミネエスト新宿や銀座・マロニエゲートなど都内や関東近郊のほか、仙台、名古屋、広島、福岡など全国に店舗を展開。渋谷本店は2017年3月にリニューアルオープンしていた。