渋谷駅直上に今秋開業する高層商業施設「渋谷スクランブルスクエア東棟」内の駅直結・立体的歩行者動線「アーバン・コア」の一部が1月20日、供用を開始する。
渋谷駅の直上に3棟を建設する大規模プロジェクト「渋谷スクランブルスクエア」は、東急電鉄、JR東日本、東京メトロによる共同事業。旧東横線渋谷駅跡に位置し、3棟の中で最も早く今年秋に開業を控える「東棟」は、地上47階・地下7階、高さ約230メートルの超高層ビルとなる。地下2階~地上14階には商業施設が入るほか、高層部(17階~45階)のオフィスフロアには、サイバーエージェント、ミクシィなどが入居。屋上空間などを活用した展望施設「渋谷スカイ」も目玉の一つだ。
今回、供用を開始するのは、東急・東京メトロ渋谷駅の地下改札フロア(地下3階)・地上階(1階)・2階・3階を、エスカレーターやエレベーターで上下につなぐ縦動線「アーバン・コア」と周辺通路の一部。新通路が開通することで、JR中央改札~渋谷ヒカリエ連絡通路などの移動の利便性が増すほか、秋の開業を前に、渋谷スクランブルスクエア東棟施設内の一部が一足早くお目見えすることになる。アーバン・コアはすでに「渋谷ヒカリエ」「渋谷ストリーム」にも整備されている。
供用開始に伴い、これまで使われてきた各フロアの仮設通路は閉鎖され、通路内のエスカレーター・エレベーターも廃止される。