「ルイ・ヴィトン」2019年春夏メンズコレクションのポップアップストアが来年1月10日、原宿駅近くの新商業施設「神宮前6丁目プロジェクト(仮称)」(渋谷区神宮前6)にオープンする。
ストリートブランド「Off-White」のデザイナーとしても知られるヴァージル・アブローさんによるデビューコレクションで、映画「オズの魔法使い」と「光のプリズム」から着想を得たコレクション。ポップアップストアを展開するのは米NYと原宿のみとなる。
ガラス張りのファサードのほか、店内の床や柱周りなどにはレインボーカラーのモノグラム・モチーフをあしらう。店内2フロアにわたる高さ約8メートルの巨大なサイズで、トルソーのキャラクターでもある「オマリー」のレインボーカラーのオブジェを設置。1階には、見る角度によって色が変わるドロシー・かかし・ブリキの木こり・ライオンのオブジェ、体験者の姿とさまざまなカラーのモノグラム・モチーフなどが融合した映像が映る万華鏡をイメージしたデジタルアートなど、フォト・ムービースポットを用意し、コレクションの世界観を表現した空間に仕上げる。
商品は、ドロシー・かかし・ブリキの木こり・ライオンのシルエットをあしらうニットのクルーネック(66万4,200円)、シルクシャツ(18万6,840円)、ドロシーのような女の子の写真をあしらうウインドブレーカー(49万3,560円)、牛レザーのポンチョ(100万4,400円)、ビーズ刺しゅうのモノグラム・モチーフをあしらうミンクファーのマフラー(75万600円)、プリズムカラーの旅行バッグ「キーポル・バンドリエール50」(42万9,840円)、ナチュラルレザーのバッグパック「クリストファー」(55万800円~)など。
オレンジ色のグローブ(4万1,040円)を同店限定で販売するほか、同店とNYのポップアップショップ限定商品として、ターコイズのネックレス(57万7,800円)、ドロシーたちのシルエットをあしらったTシャツ(11万160円)などを用意する。
同施設は、PR会社「サニーサイドアップ」(千駄ヶ谷4)と広告代理店大手「電通」(港区)が共同運用し、企業の発表・プロモーションなどを展開する「次世代のショーケース」を目指す。場所は表参道沿いのビンテージマンション「コープオリンピア」隣の線路沿いで、2006年に解体された旧コクド本社ビル跡。地上2階建てで、延べ床面積は約2605平方メートル(788坪)。同ブランドのポップアップストアでプレオープンとなり、今春開業を予定する。
営業時間は11時~19時(オープン前に入場券の配布あり)。1月31日まで。