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ジャイアント馬場没後20年、東急本店で企画展 ベルトや私物、等身大立像も

野球選手時代やプロレスラー時代の品々などが並ぶ場内

野球選手時代やプロレスラー時代の品々などが並ぶ場内

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 来年没後20年を迎えるジャイアント馬場の企画展が12月29日、東急本店(渋谷区道玄坂2)3階のイベントサロンで始まった。

高さ209センチ等身大立像

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 野球選手、プロレスラー、タレントとして活躍した馬場は1938(昭和13)年新潟生まれ。本名馬場正平。小学生で野球を始め、1929(昭和29)年に高校2年でスカウトを受け読売巨人軍に入団。1960(昭和35)年にひじの負傷を原因にプロ野球選手生活を断念すると、同年日本プロレスに入団。国内通算5759戦(1試合は没後の引退記念興行)に出場した。1999年61歳で亡くなった。

 店頭には愛車「キャデラック(コンバーチブル・タイプ)を展示するほか、会場がある3階はエスカレーターから会場までの床に馬場と同じサイズの足跡を貼った。店内には、等身大(身長209センチ)の立像を2体置いている。

 壁面には、1960(昭和35)年の日本プロレス入団時、カウンターキック「16文キック」、必殺技「ランニング・ネックブリーカードロップ」など試合中の写真、野球選手としてマウンドに立っている姿、ハワイで挙式した際の1枚などを掲出。場内には、読売巨人軍時のユニホーム、引退記念興行で妻・元子がリング上に置いたリングシューズ(足のサイズは34センチ)、元子の花嫁衣装を仕立て直した鳳凰(ほうおう)のガウン、通算59度の防衛を果たした「PWFヘビー級」などのベルト、国内通算3000試合連続出場を達成した際に贈られたトロフィーなど約50点が並ぶ。

 ハワイの海をモチーフに描いた油絵を初公開するほか、使っていた画材道具、馬場が創業した全日本プロレスの名刺、妻元子とやりとりした手紙など、プライベートの品も展示する。

 場内では、キャラクター化した馬場のイラストをあしらったクッション(3,000円)や「16文チョップビール」(700円)、馬場の油絵をプリントしたクリアファイル(500円)などのグッズを販売。新年に合わせて、スーツや靴などの私物が入った「16文キック福袋」(8万5,000円、限定5点、抽選)などの福袋も用意している。

 開催時間は10時~19時(31日は18時まで、最終日は18時まで)。入場無料。1月7日まで(1日は休館)。

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