表参道のケヤキ並木で点灯中のイルミネーションに合わせ12月23日・24日、車道1車線が歩行者に開放される。
1991年に約300メートルの規模で試験的に始まり、翌1992年から本格的に行われている同所のイルミネーション。青山通りとぶつかる表参道交差点から原宿駅前の神宮橋交差点までの表参道全域1.1キロのケヤキ150本と低木に、シャンパンゴールド色のLED約90万球を装飾している。
今年はグーグル(港区)が協賛し、初の試みとなるオープンバスを運行。スマートフォン「Google Pixel」のグーグルアシスタントで「OKグーグル、マジックイルミネーションをつけて」と声を掛けると、バス車内でさまざまなクリスマスソングが流れ始め、音楽に合わせて波打つように順に点灯するなどケヤキのイルミネーションが変化するようになっている。
同所は、原宿駅・表参道駅・明治神宮前駅の3駅からアクセスできることもあり、期間中には多くの来街者が訪れる。車道の開放は特に人出が増える週末やクリスマスに合わせて混雑緩和を図るもの。毎年、事故防止の目的もあり警察官を配備して横断歩道途中での立ち止まっての撮影を注意したり、歩道橋を封鎖したりしているが、交差点付近の道幅が狭いことや車道に出て写真撮影を試みる人もいることなどから対策を講じた。
神宮前交差点~神宮前第二歩道橋間で駐車帯1車線の一部を車線規制し歩行者に開放する。開放車線の歩行は車両の進行方向と同じ一方通行となる。
実施時間は両日16時30分~22時(各日13時~車両駐車禁止)。