渋谷駅前(スクランブル)交差点で1月1日、新たな大型屋外ビジョンの運用が始まる。
スクランブル交差点に面した商業施設「QFRONT」壁面の屋外ビジョン「Q’S EYE(キューズアイ)」に続く2基目の屋外ビジョンとして、東急電鉄と東急エージェンシーが運用する。向かって左隣には広告代理店ヒット(中央区)が運営するLEDビジョン「シブハチヒットビジョン」がある。
名称は「渋谷駅前ビジョン」。仏コスメブランド「ロクシタン」直営店やガストなどが入る複合ビル「渋谷駅前ビル」(渋谷区道玄坂2)屋上に、高さ約16メートル、幅約20メートル、面積約350平方メートル(約1065インチ)の大型LEDビジョンを設置する。音声設備は無く、LEDピッチは16ミリ。
表示する映像がどの方向からも鮮明に見られるという高品質LED素子を使ったLEDパネルを採用。スマートフォンなどと連動した双方向配信や、天気や湿度などに連動して上映するリアルタイム配信にも対応し、「拡張性を持たせた次世代メディア」として運用するという。
スクランブル交差点前には現在、センター街・バスケットボールストリート入り口の「DHC Channel」と「Q’S EYE」、三千里薬局上の「グリコビジョン」、MAGNET by SHIBUYA109の「109フォーラムビジョン」があり、今回新たに設置するビジョンと合わせ5面シンクロ上映も可能となる。
上映時間は毎日9時~24時(15時間)を予定し、掲出料は1分(1時間に1回?1週間)100万円ほか。