ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1)6階・ラフォーレミュージアムで現在、デジタルアートミュージアム「チームラボボーダレス」を撮った蜷川実花さんの写真展が開催されている。
6月、台場にオープンしたチームラボボーダレスは、約1万平方メートルの空間にコンピューター520台、プロジェクター470台を使いデジタルアート約50作品を展開する、チームラボ(千代田区)のフラッグシップ施設。森ビル(港区)とチームラボが共同運営している。
同施設の来場者100万人突破を記念した同展。写真は、施設開業前にチームラボ猪子寿之社長が、「仲の良い」蜷川さんに依頼し撮影したもので、蜷川さんの視点で撮影した作品の写真と、蜷川さんの「ミューズ」であるモデルの玉城ティナさんを作品と共に撮影した写真が並ぶ。場内では、高さ2メートルを超す独立した什器で写真21枚を展示する。それぞれの什器の一方には44.5センチ×29.5センチサイズの写真を、もう一方には写真の一部を拡大して全面に掲出している。BGMはチームラボボーダレス内で流れている音楽を使っている。
玉城さんが原宿・渋谷エリアで知名度が高いことや、チームラボボーダレスの中心客層である女性に親和性が高く同施設の訴求も見込めることからラフォーレ原宿で開催。蜷川さんも母・宏子さんとの2人展を開いたこともあり、同所での開催を希望したという。
開催時間は11時~21時。入場無料。場内は写真撮影可能。12月22日まで。会場では、展示作品を収録したZINE(限定1000冊)を配布している。