サンタクロース姿に扮(ふん)したランナーが一斉に街なかを走り、参加費を病気と闘う子どもたちへのクリスマスプレゼントに充てる慈善ランニングイベント「東京グレートサンタラン」が12月23日、神宮外苑で開催される。
2009年に大阪城公園で始まった「グレートサンタラン」は、参加者がサンタクロースの衣装を身にまとってランニングし、参加費の収益を国内で病気と闘う子どものクリスマスプレゼントや海外の貧困地域の医療支援に充てている。都内での開催は初で、5000人の参加を目指す。主催は一般社団法人「OSAKAあかるクラブ」内のグレートサンタラン・オーガニゼーション。メインスポンサーはアプリ運営会社「FiNC」(千代田区)。
ランコースは明治神宮外苑・軟式野球場の周りで、イチョウ並木特設会場をスタートし、野球場内特設会場のゴールを目指す。ランニングまたはウオーキングで2周(約2.4キロ)を走る。初の試みとして、ランニング後にはサンタクロースの衣装を着たまま巨大なクリスマスツリーを人文字で描く「ピープルツリー」の世界記録にも挑戦する。現在のギネス公認記録は2016年にインドで認定された4030人だという。
チケットは「一般」(4000人)と「チャレンジ招待(ボランティア)」(1000人)枠を設け、ボランティア枠はピープルツリー運営スタッフも兼ねるため一般枠より参加料が割安になる。
開催時間は11時~15時(予定)。参加料は、一般がサンタ衣装付き(先着1000人)で大人=5,400円、学生(高校生・大学生・専門学校・大学院生)=3,240円、ジュニア(3歳~中学生以下)=1,080円、衣装持参は各1,080円引き。ボランティア枠は一律500円。雨天決行。