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渋谷にステーキのファストフード店「マンディーズ」 80グラムから用意、スキレットで提供

東急本店近くにオープンした店舗

東急本店近くにオープンした店舗

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 ステーキのファストフード店「MANDYS(マンディーズ)CUBE STEAK」(渋谷区宇田川町、TEL 03-6452-5617)の1号店が11月27日、と東急本店近くにオープンした。経営は業務用食品やプライベートブランド商品開発を手掛けるオリエンタルフーズ(埼玉県川口市)。

スキレットで提供するステーキ

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 ステーキチェーン「ふらんす亭」創業者の松尾満治(みつはる)さんが新たに立ち上げた同ブランド。松尾さんは「ふらんす亭」譲渡後、飲食店のコンサルティングなどで外食事業に携わりながら「温めてきた構想」を形にしたのがマンディーズという。店名は、松尾さんが小学校~高校時代に友人らから「満治」を「まんじ」と読まれていたことに由来する。

 「おしゃれ」「おいしい」「リーズナブル」の思いを込めた「ファストステーキ」店をうたう同ブランド。女性も利用しやすいよう肉の量を幅広く選べるようにし、内装にもこだわったという。肉は一度高温の油にくぐらす(=アロゼする)ことで「肉汁を逃がさない」ようにし、レアの状態でスキレットに盛って提供する。各席に五徳と固形燃料を設置し、温かさを保てると共に好きな焼き加減で食べられるようにする。提供時間は5分~7分を目指す。

 10~40代をターゲットに据えるが、「新しいことをするには若者から」と考え、渋谷を中心に1号店の出店場所を探したという。店舗面積は10坪。席数はカウンター席とテーブル席の計20席。米NYブルックリンをイメージしたカフェのような空間に仕上げた店内は、木目やブルーグレーを基調にしている。

 「キューブステーキ」は、米ビーフの肩ロース(赤身)と筋切りして柔らかさを出すリブロースの2種類。サイズは、80グラム(赤身480円、リブ580円)から1キロ(同4,080円、同4,580円)まで7段階で用意。「プライムビステッカ」は米ビーフの最も高いランク「プライム」の赤身を使い、140グラム(730円)から1.4キロ(6,180円)まで6段階で用意。選べるソースは、和風おろしシソ、クリーミーガーリックなど4種類。

 粗びきの米プライムビーフ100%で作るハンバーグ(780円~2,180円)のサイズは3種類を用意。選べるソースは温泉卵が付くオリジナル、デミグラスソースwithマスカルポーネなど4種類。「新しい食べ方」として、チーズをかける「チーズフォンデュ キューブステーキ」(880円~)も用意。それぞれ、付け合わせにはペペロンチーノ風に仕上げた太麺の焼きそばを添える。

 セットメニューは、ミニカレーセット(ミニカレー・ライス・自家製ピクルス、380円)など3種類を用意。チーズリゾットセット(490円)は、スキレットに具材を入れて来店客が自分でリゾットを作るようにした。客単価は、昼=1,000円前後、夜=1,300円ほどを見込む。以上、価格は税別。

 営業時間は11時30分~22時30分。同社では多店舗展開も視野に入れており、渋谷エリアでさらに1店舗、恵比寿でも出店を計画している。

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