映画「ファンタスティック・ビースト（ファンタビ）と黒い魔法使いの誕生」を記念した「魔法ワールド」の企画展が11月22日、ラフォーレ原宿（渋谷区神宮前1）のミュージアムで始まった。

「ハリー・ポッター」エリア

　英小説家J・K・ローリングさんが原作を手掛ける「ファンタビ」と「ハリー・ポッター」の世界を表現するイベント。来場者は自由に写真撮影ができる。

　エントランス近くは「ハリー・ポッター」エリア。主人公ハリー・ポッター（ダニエル・ラドクリフさん）ら中心人物3人の衣装や、ポッターの眼鏡、球技「クィディッチ」で使われる「金のスニッチ」、「組分け帽子」など撮影で使われた衣装や小道具が並ぶ。シリーズ全8作のストーリーを紹介するパネルは、スマートフォンアプリ「Lifeprint」と連動。マーカーが表示されている写真にスマートフォンをかざすと、その場面の劇中映像が見られるようになっている。第1作「賢者の石」に登場した、ホグワーツ魔法魔術学校からの入学許可証が舞い散る暖炉などのフォトスポットも用意する。

　「ファンタビ」エリアには、主人公ニュート・スキャマンダー（エディ・レッドメインさん）やアルバス・ダンブルドア（ジュード・ロウさん）、ティナ・ゴールドスタイン（キャサリン・ウォーターストンさん）などの衣装4着や、1作目に登場したジェイコブ・コワルスキー（ダン・フォグラーさん）が作った魔法動物をかたどったパンの小道具が並ぶ。杖を持って対決しているような写真が撮れるエリアも作った。

　両シリーズのグラフィックデザインを手掛けるミナフォラ・ミナさんとエドゥアルド・リマさんによるグラフィックデザインスタジオ「MinaLima（ミナリマ）」のポップアップショップでは、「マレディクタス（血の呪いで動物に変身する女性）」、魔法動物「ズーウー」（以上4万5,000円）などの複製原画（各世界1000枚）、マレディクタスのパスケース（1,280円）など今作に合わせた新作グッズも扱う。

　開催時間は11時～21時（最終日は17時まで）。入場無料。12月5日まで。