ファッション誌「VOGUE(ヴォーグ)」が手掛けるウエディングサロン「ヴォーグ ウエディングサロン」(港区南青山6)が来年2月、表参道にオープンする。同誌を発行するコンデナスト・ジャパン(渋谷区渋谷2)が11月19日に発表した。
1892年に米国で創刊し、現在24の国と地域で発行されるヴォーグの日本版「ヴォーグ ジャパン」のウエディング誌「ヴォーグ ウェディング」がプロデュースする。同誌は2012年11月に「ヴォーグ ジャパン」増刊号として発行され、世界のトップフォトグラファーが撮り下ろしたフォトストーリーなどモード誌ならではの情報を掲載している。
「ヴォーグ初」を掲げるドレス店は骨董通り沿いに出店。2フロアから成る店舗デザインは「ルイ・ヴィトン 京都大丸店」などを手掛ける建築家・永山祐子さんが担当。伝統的な宮殿などに見られるシンメトリーな造りや、教会建築に見られる半円状にくぼんだ空間「アプス」をイメージした「ファンタジックな」空間に仕上げるという。
店内には、パリ・ニューヨーク・ミラノ・ロンドンをはじめ、各国で活躍するデザイナーが手掛けるドレスを並べる。トラディショナルなウエディングドレスをはじめ、来店客の個性に沿うスタイルのドレスを同誌編集者の視点でセレクトし、人気ラグジュアリーブランドや独占入荷ブランドをそろえる。イブニングウエアなどのウエディング関連商品も扱う。
サロンでは、「セルジオ ロッシ」など人気シューズブランドのカスタマイズサービスにも対応。ペーパーアイテムのデザインやケーキ、生花デザイナーとのコラボレーションや会場演出プランなど、人気プランナーを起用したウエディングパーティーのスタイリングやヘア&メーキャップ監修を提案するほか、フォトスペースでは誌面でも起用するフォトグラファーやメーキャップアーティスト、スタイリストによるプランで撮影できるフォトスペースも用意する。
営業時間は10時~19時。火曜定休。