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渋谷駅上に超高層展望施設「渋谷スカイ」 360度パノラマビュー、来秋完成へ

「渋谷スカイ」からスクランブル交差点を見下ろすイメージ(画像提供=渋谷駅街区共同ビル事業者)

「渋谷スカイ」からスクランブル交差点を見下ろすイメージ(画像提供=渋谷駅街区共同ビル事業者)

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 渋谷駅街区で建設が進む超高層複合施設「渋谷スクランブルスクエア東棟」最上部に来年秋、展望施設が誕生する。

渋谷スクランブルスクエア東棟(俯瞰イメージ)

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 名称は「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」。46階~屋上階の2層(約2500平方メートル)にわたり屋外展望施設を整備し、46階~屋上階にかけては外に出てエスカレーターと階段で上れる。14階・45階~46階の屋内にも約3000平方メートルの展望施設を開設。屋内にはカフェ&バーなどの飲食スペースとスーベニアショップも入る予定。

 展望施設までは14階のチケット売り場から直通のエレベーターでつなぐ。施設からは、渋谷駅前のスクランブル交差点をはじめ、360度のパノラマビューで富士山や東京スカイツリーなども一望。屋上には緊急発着用のヘリポートも整備し、ヘリポート周辺の階段を座れるようにする。展望空間ではデジタルテクノロジーを採用し、「来場者の感覚を刺激する」体験型演出も取り入れるという。

 この日発表されたシンボルマークは、漢字の「空」をモチーフに、水平・垂直・斜めの分割線で構成した「スカイグリッド」を採用。さまざまな線から成る正円の中で「空」を表し、大地と広がる青空をイメージしたという。

 「渋谷スクランブルスクエア」は渋谷駅の真上に3棟を建設する大規模プロジェクトで、東急電鉄、JR東日本、東京メトロによる共同事業。今回概要を発表した「東棟」は第1期として来年秋の開業を予定する。第2期計画として建設する「中央棟」(地上10階・地下2階)、「西棟」(地上13階・地下5階)の完成は2027年度を予定している。

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