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渋谷ヒカリエなどで「超福祉展」 墨字+点字書体、拍手で光るデバイスなど

義手と楽器を融合した「Musiarm」(手前)などが並ぶ会場

義手と楽器を融合した「Musiarm」(手前)などが並ぶ会場

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 渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)8階の「8/」を中心に11月7日から、「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」が開催されている。主催はNPO法人ピープルデザイン研究所(千駄ヶ谷1)。

墨字と点字を組み合わせた書体「ブレイルノイエ」

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 展示や体験、シンポジウムなどを通じて、福祉に対するイメージや意識の転換を目指す同展は、2014年に始まり今年で5回目を迎える。

 同階の「COURT」「CUBE」では、「LINEビーコン」を搭載したデバイスやLINEなどを活用し妊婦や車いす利用者、外国人旅行客など「困っている」人と「手助けしたい」人をマッチングする「&HAND」、サイネージを搭載したカップホルダー「セレンブラー」、手話学習アプリ「ゲームで学べる手話辞典」、義手と楽器を融合した「Musiarm」、拍手することでLEDが光るコンサート演出用デバイス「Clap Light」、手でアクセルとブレーキを操作する手動運転補助装置「グイドシンプレックス」などを展示。館内では、墨字と点字を組み合わせた書体「ブレイルノイエ」をエレベーターのボタン部分にも貼っている。

 期間中「COURT」では、音声AR(拡張現実)、髪の毛で音を感じるインターフェース「オンテナ」を活用したスポーツ観戦体験、ビジネスの視点で「ダイバーシティー(多様性)」「インクルージョン(包括)」を考えるなどのシンポジウムやワークショップも展開する。

 今月10日(13時~16時)にはハチ公前広場でイベントを開く。広場のモニュメント東急5000系車両(愛称:青ガエル)のラッピング、渋谷に本社を構えるアダストリア(渋谷2)と洋服のリデザインプロジェクト「コオフク塾」がコラボした取り組みの紹介、点字ブロックをスマートスピーカーやLINEと連携し、音声で視覚障がい者の支援を図る「VIBLO by HAND」の体験会などを予定。

 開催時間は11時~20時。入場無料。11月13日まで。

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