渋谷・宮益御嶽神社(渋谷区渋谷1丁目)で11月1日、商売繁盛などを祈願する酉(とり)の市が始まり、宮益坂には屋台が立ち並んでいる。
宮益地域の発展の中心として地元の人々に親しまれている同社。宮益坂から階段式の参道を上った先にある境内では、午前中から神社熊手、商人熊手の市が開かれ、複数の露店に縁起物の熊手を並ぶ。屋台が連なる宮益坂も夕方になるにつれにぎわいを見せている。
この日は10時に一番太鼓が鳴り熊手を授与を開始。熊手を扱う露店の一つ「四谷」には近隣のネイルサロン店主やスタートアップ起業の社長などが訪れ、熊手を手にしていたという。
今年は、同13日の「二の酉」、25日の「三の酉」まで開かれる。