忠犬ハチ公像のモデルとなった秋田犬・ハチの生まれ故郷、秋田県大館市と都市間交流もある渋谷区内で11月21日、同県産の枝豆を使ったスナック菓子「秋田の枝豆」が発売される。
パッケージに忠犬ハチ公像のイラストをプリントする「秋田の枝豆」
秋田県北部の大館市、北秋田市、小坂町、上小阿仁村の4市町村で構成される地域連携DMO(Destination Management Organization)として発足した一般社団法人秋田犬ツーリズムが取り組む、地域で生産が拡大している枝豆の規格外品を活用した土産品開発の取り組みで誕生した。
商品は「たべっ子どうぶつ」などで知られるギンビズ(中央区)と約2年かけて共同開発し、県産の朝採れ枝豆を使い、同社独自の技術「ノンフライ焼き」で作るという。宮本周治社長は「一回食べたらやめられない、連食性のある味」とアピールする。
渋谷区は、忠犬ハチ公像のモデルとなった秋田犬・ハチの生まれ故郷が大館市であることから、防災時における協定を結ぶなど都市間交流を行っている。そのような縁もあり、区内での販売が決まった。
1日には、渋谷マークシティ(渋谷区道玄坂1)1階の広場で発売記念式典を開いたほか、商品をサンプリング。2日(11時~17時)は、渋谷マークシティ1階のイベント広場、渋谷駅地下1階の観光案内所「WANDER COMPASS SHIBUYA」でも商品を無料配布する予定で、会場には秋田犬も登場する。
発売を記念し、SNS(ツイッター、インスタグラム)と連動したキャンペーンを展開。飼っている犬の写真を「#まめもふ」を付けて投稿した人の中から、投稿写真を街なかの壁面に掲出する「しぶやでおさんぽ賞」などを決める。応募期間は今月15日まで。
区内での販売場所は未定。価格は1箱6袋入りで864円(予価)。