ディー・エヌ・エー(DeNA、渋谷区渋谷2)は11月24日、ものづくりやデザインに力を入れる渋谷の企業約20社が参加するデザインフェスティバル「Design Scramble(デザインスクランブル)」を開催する。
初開催となるデザインフェス「Design Scramble」(フライヤー)
「クリエーター・デザイナーのための」イベントとして今年初めて開催し、ITやデザイン・ファッションなどを手掛ける企業による企画を各所で展開。一日を通じデザインに触れ合う機会を提供し、企業とクリエーターをつなげ、「クリエーティブの発信拠点」渋谷を盛り上げるのが狙い。
DeNA本社も入る複合商業施設「渋谷ヒカリエ」8階のイベントスペース「8/COURT」では、トークカンファレンス「Design Scramble 2018 Talk Conference」を開催し、クリエーターらが登壇。ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM(ショールーム)」を運営する前田裕二社長は、ライフ&カルチャーコミュニティー「She is(シー・イズ)」の野村由芽編集長らと共に登壇し、「表現者とともに作る、コミュニティーとしてのメディア」について、サービスを始めるまでの経緯や活動内容などについてトークを交わす(12時~12時55分)。
映像作家でミュージシャンの肩書きも持つ「寿司くん」(ことこやまたくやさん、13時~13時55分)は、「職業も働き方も1つ以上選択したっていい」をテーマにトークを展開するほか、人気アートディレクター千原徹也(れもんらいふ、15時~15時55分)はファッション業界でのブランディングなどについて話す。
イラストレーターたなかみさきさんや、テキスタイルアーティスト・デザイナー藤澤ゆきさん、アートユニット「otome journal」など5組が登壇するのは、「次世代のクリエイターが活躍するために、今欲しいチカラ」と題したプログラム。自身の活動の発信の場でもあるインターネットとの付き合い方などについてトークを繰り広げる。
クリエーティブ集団「dot by dot」と編集プロダクション「東京ピストル」が共同で運営する、クリエーティブに特化したシェアオフィス「HOLSTER」(渋谷1)では、「SCHOOL『HOLSTER』」と題し、入居するクリエーターらが講師となり「デザイン」「企画」「イベント」など計5クラスを受け持つ。
そのほか、各企業のオフィスを会場に展開する企画では、渋谷にオフィスを構える大手ITベンチャーの中でもそれぞれクリエーティブやデザインを担当する執行役員が参加するトークセッションがミクシィ(東1)本社で、クリエーティブ集団「ライゾマティクス」のスタッフによるトークが同社(東2)オフィスなどでそれぞれ行われる。
入場料は、全体共通チケットが一般=1,000円、学生=500円(一部別途料金が必要、すでに満席のプログラム有り)。