代官山の「モンキーギャラリー」(渋谷区猿楽町、TEL 03-3464-3766)で現在、トートバッグブランド「ROOTOTE(ルートート)」のアート作品展が開催されている。
「ROOTOTEトート・アズ・キャンバス デザインアワード作品展」と題する同展は、同ブランドの真っ白なトートバッグ「トート・アズ・キャンバス」をキャンバスにしたデザイン作品を一般公募し、受賞作品などを展示するもの。15回目を迎える今年は、1歳~77歳の133人から136点が集まった。写真家・浅井愼平さんや2人組のアーティスト・ミレイヒロキ、イラストレーター緒方環さんら審査員が受賞作品を選んだ。
グランプリに輝いたのは、普段から趣味でドール(ぬいぐるみ)の服を作っている兵庫在住の主婦mipoさんの「クローゼットート」。ドールの服を収納するスペースとして、「持ち運べて飾れるクローゼット」をトートバッグで表現。クローゼットが「ワクワクするものが詰まっている」ことから、共通するイメージとしてサーカスのようなデザインに仕上げたという。
会場では、準グランプリ=鳥獣戯画を現代風に考えハムスターとフレンチブルドッグが相撲をとっている絵を描いた新山珠羽さん(16)の「今様鳥獣戯画 相撲の図」、小学生以下の部・特別賞=「好きな恐竜の歯」を描いたというりょう君(7)の「ザ・きょうりゅうのは」など今回の受賞作品と、歴代のグランプリ作品を展示する。
開催期間は10時~19時。入場無料。今月21日まで。