東急電鉄は10月19日、東横線・田園都市線渋谷駅地下1階に外国人観光客向けのサービスに注力する観光案内所「WANDER COMPASS SHIBUYA(ワンダーコンパス渋谷)」を開く。
2020年東京オリンピック・パラリンピックなどに向け、増加する外国人観光客の利便性向上などを目指し、地域になじみのある日本人ガイドと外国人観光客をつなぐガイドマッチングサービスを提供するHuber.(神奈川県鎌倉市)と手を組み、新事業「ワンダーコンパス」に乗り出す。
新拠点は、2014年から来街者向けに渋谷駅構内や周辺の情報を提供するコンシェルジュカウンターや大型スーツケースの一時預かりサービス(有料)を提供してきた「渋谷ちかみち総合インフォメーション」をリニューアルする。先行して今月1日には、京都駅近くに「ワンダーコンパス京都」をオープンした。
案内所には、外国人観光客の希望を聞きながら旅のプランを一緒に考える「Huber.」のスタッフが常駐。外国人観光客の旅行ニーズを端末上でヒアリングするサービス「たび診断」専用の端末を設置し、「診断」の回答結果をもとにゲストに合う旅を提案するという。ツアーを含む宿泊・旅行手配やWi-Fiルーターレンタル、外貨交換・両替サービスなどの既存サービスも引き続き提供する。
営業時間は10時~20時。