IT人材支援サービスなどを手掛けるレバレジーズ(渋谷区渋谷2)は来年秋以降をめどに、渋谷駅街区で建設が進む複合施設「渋谷スクランブルスクエア東棟」(同)に本社を移転する。
システム開発の受託事業を軸に2005年に創業した同社は、エンジニアなどのIT人材支援サービス「レバテック」をはじめ、看護師転職支援サービス「看護のお仕事」や若年層就業支援、M&Aコンサルティング事業などを展開。現在は渋谷ヒカリエ(同)17階・18階に本社を構え、国内外に17拠点を持つ。年商は265億円(2018年3月期)。
本社移転はグループの事業拡大による人員増加に伴うもの。グループ全体の総従業員数は781人(今年8月末時点)で、今後1200人まで増やし、事業拡大と従業員の業務効率化を目指す。「2019年秋冬」(同社)をめどに、同施設24階・25階に移転する予定。
旧東横線渋谷駅跡で来年度中の開業に向け建設工事が進む渋谷スクランブルスクエア東棟は、地上47階建て。渋谷エリア最高となる高さ約230メートルの高層ビルで、屋上には展望施設も計画。高層部がオフィスエリアで、低層部には大型商業施設が入る。
オフィスエリアには、来年冬をめどにミクシィ(東1)が本社を移転。サイバーエージェント(道玄坂1)も5フロアにわたり入居し、広告事業関連のオフィスを移転する。