「チェコフェスティバル2018」が9月28日から、原宿クエストホール(渋谷区神宮前1)で開催される。主催は駐日チェコ共和国大使館、チェコ政府観光局、チェコセンター東京。
刺しゅうや藍染めを取り入れたモラビア地方の伝統衣装を着て写真を撮れる
チェコの文化や商品を広く知ってもらい、国として関心を持ってもらうことを目的に、2016年から開催している同フェス。これまで丸の内で開催してきたが、昨年は約3万人が来場するなど「予想を超える来場者数を記録」したことから会場を拡大。人の往来が多く、「新しいものや国際的なものに関心のある人が多い」と判断し、原宿エリアでの開催を決めた。
会場には20社以上がブースを出店。ユネスコの無形文化遺産に登録されているマリオネット、クリスタル商品、藍染め商品、フェルトハット、絵本や雑貨、ビール、ワインなどを販売。チェコ伝統柄の刺しゅうリボンを使ったブレスレット作り、チェコビーズを使ったクリスマスオーナメント作り、伝統模様の塗り絵、紙人形作りなどのワークショップや、モラビア地方の伝統衣装を着てクルテク人形と一緒に写真を撮れるフォトスポットも用意する。
ステージでは、1986年に結成されたツインバロンバンド「ストラージュニチャン」などの音楽ライブ、チェコ語講座、「チェコのクリスマスと子どもの本」をテーマにしたトークなどのプログラムを展開。
今年はチェコスロバキア建国100周年を迎えることから、スロバキアも参加。29日には、スロバキア舞踊や民族楽器「フヤラ」のコンサート、スロバキア大使館による旅行セミナー、チェコスロバキア建国に関わる人物や文化などを当時の写真や映像と共に紹介するタッチパネルも用意する。
開催時間は11時~20時。入場無料。今月30日まで。